映画「ガダカ」 世界観が面白い(ネタバレなし) ★★★★☆
ガタカ
アメリカの20年ほど前の映画らしい。
世界は遺伝子操作が当たり前の時代。
通常、子供は産まれる前に、遺伝子を操作されて産まれる。
親が欲しい子供を選んで、身長、頭脳はおろか、病気、近眼さえもそこで決めることができる。
主人公ヴィンセントはそんな世界に、今と同様に遺伝子操作をせずに産まれた。
心臓が弱く、30代で心臓病で死ぬ運命。そして極度の近眼。
そんな子供に嫌気をさしたのか、親は弟は遺伝子操作で産む。
成長していくにつれ、弟にどんどん抜かれていく。
そんな中、ヴィンセントは宇宙飛行士を目指すようになる。
だが、そこは遺伝子がすべての時代。遺伝子が悪いだけで、不適合者と呼ばれる。
不適合者は宇宙飛行士になれない。
宇宙飛行士になるために、ヴィンセントはある手段を取ることに決めた。
それは優秀な遺伝子を持つ者として、偽って生きることだ。
闇の仲介業者を通して、優秀な遺伝子を持つジェロームと出会う。
ジェロームは優秀な遺伝子を持つが、交通事故で歩けない体となっている。
主人公のヴィンセントはそのジェロームになりすまして、宇宙飛行士を目指していく。
という物語だ。
いつか起こりえそうなこの世界観の設定と、
その世界で不適合者が宇宙飛行士を目指していくストーリーが非常に面白い。
登場人物
主人公:ヴィンセント・アントン・フリーマン
優秀な遺伝子を持ち、足を怪我して歩けなくなる:ジェローム・ユージーン・モロー
評価
★★★★☆